災害に備え高校生が身の回りの物を使ってごはんを炊く方法学ぶ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20230317/5000018523.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

令和2年7月の豪雨で大きな被害を受けた人吉市で、地元の高校生が災害でインフラが使えなくなった場合に備え、
身の回りの物を使ってごはんを炊く方法を学びました。

17日は、人吉市の県立球磨工業高校の2年生およそ170人が、防災学習の一環として、
容量が350ミリリットルのアルミ製の空き缶2つを使い、ごはんを炊く方法を学びました。
はじめに生徒たちは缶切りでフタを取り除いたあと、缶の側面に刃物で通気用の穴を開けて
「かまど」をつくり、はんごう代わりとなるもう1つの缶には、無洗米と水を入れました。
そして、燃料に使う紙パックを幅1センチほどの短冊状に切って火をともすと、
10分ほどでグツグツと音がし始め、しばらく蒸したあと試食しました。

参加した男子生徒は「空き缶を使った火起こしは難しかったですが、災害時には活用したい」と話していました。
また、女性生徒は「災害時に自分で何かを作るのは、難しいと感じました。
炊いたごはんは少し固かったけど、おいしかったです」と振り返っていました。

03/17 18:45