島根県の企業の課題解決 文系の大学生がシステム開発に挑戦

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20230318/4030015536.html
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プログラミングやウェブデザインを学んだ文系の大学生が島根県内の企業が抱える課題を解決するため
システム開発に挑戦し、その成果を発表しました。

IT人材の育成を目指すため、島根県は、県内の大学に通う文系の学生を対象に、今回、初めて、ITスキル講座を開きました。
学生たちは、およそ2か月かけて、プログラミングやウェブデザインを学んだあと、
県内のIT企業でシステム開発に挑戦し、18日、その成果を発表しました。

このうち、ウェブデザインを学んだチームは、コンピューター機器の販売企業で通販サイトの認知度を上げるため、
会社のホームページの上部に、通販サイトのURLやバナーを新たに貼り付けたほか、企業のSNSへのリンクを
まとめて配置したことなどを発表しました。

また、プログラミングを学んだチームからは、企業内で使われている専門用語を部署を超えて共有するため、
ことばと意味を登録して、一覧で見られるシステムを作ったことが報告されました。

参加した島根大学の学生は「文系なので慣れないことが多く、戸惑ったが、
専門外でもチャレンジしやすく価値観が広がった」と話していました。
県商工労働部情報産業振興室の安達昌明室長は「地域課題を地元から解決できるよう、
IT人材を増やしていきたい」と話していました。

03/18 19:22