「八代妙見祭」で使われる新しい木馬 お披露目

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20230320/5000018541.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

八代市の伝統の祭り「八代妙見祭」で使われる出しもの「木馬」が新たに製作され、神社でおはらいを受けました。

ユネスコの無形文化遺産に登録されている「八代妙見祭」は、およそ400年続くとされる伝統の祭りです。
19日は、祭りの出しもの「木馬」の地元の保存会のメンバー7人が八代神社を訪れ、
新たに製作された木馬12騎を並べて神職のおはらいを受けました。

木馬は、樹脂や木材、布を使って馬の頭と体を模した高さがおよそ1メートルの作りもので、
妙見祭の神幸行列において子どもたちが装着して町中を練り歩きます。
これまで使われてきた木馬は36年前に製作されたもので、長年の使用で傷みが進んだため、
地元の看板製作会社によって去年5月からおよそ10か月かけて作り替えられました。

おはらいが終わると、木馬を市内にある八代妙見祭の資料展示館「お祭りでんでん館」に並べました。
お祭りでんでん館では、今月31日まで木馬の展示が行われます。

八代木馬保存会の金崎眞一会長は「木馬がとてもよい出来で、うれしいですし、
大切に使い続けながらみなさんに妙見祭を楽しんでもらいたいと思います。」と話していました。
 
03/20 11:50