茨城県内でエムポックス=サル痘の初の感染者

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230320/1070020358.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

茨城県は、県内に住む40代の男性が、ウイルス性の感染症であるエムポックス、
これまでのサル痘に感染していることが確認されたと発表しました。
茨城県内で感染した人が確認されたのは初めてです。

エムポックス、これまでのサル痘は、感染すると発熱や発疹などの症状があらわれるウイルス性の感染症です。
茨城県によりますと、今月17日、県内に住む40代の男性について症状から疑いがあると保健所に報告がありました。
その後、県の衛生研究所で検査をしたところ、感染が確認されたということです。
国内での感染確認は59例目で、茨城県内で確認されたのは、初めてです。
男性は重症ではなく状態は現在、安定しているということです。
男性に海外への渡航歴はなく、茨城県が感染経路を調べています。
この感染症はアフリカ大陸の流行地域で主に発生が確認されていましたが、去年5月から、
流行地域に渡航歴のない患者が欧米などを中心に確認され、国内では、去年7月に初めて感染が確認されています。

茨城県や国は、新型コロナウイルスと異なり、人から人への感染は容易には起こらないとしていますが、
発熱や発疹など、感染を疑う症状がある場合は、身近な医療機関に相談するよう呼びかけています。

03/20 17:36