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5時間前公開

 2023年も原材料価格の高騰が影響し、百貨店で販売するブランドを中心に化粧品の値上げが止まらない。ELCジャパンや日本ロレアルが展開する外資系ブランドが次々と価格改定を実施し、資生堂やコーセーなどの国産ブランドの値上げも目立つ。

 3月28日から一部商品の価格を改定する「キールズ(KIEHL’S SINCE 1851)」は、製造工程におけるさまざまな費用の高騰を受け、最大で19.4%値上げする。対象は、メイクアップリムーバー“ディープクレンジング ジェル CL”や“キールズ クリーム UFC(ジャンボサイズ)”、リップケア“リップ バーム”など。

 3月29日から一部商品の価格を改定する「ランコム(LANCOME)」は、最高級ラインの原材料や製造工程など多岐に渡りコスト高の影響を受け、最大で16.7%値上げする。対象は美容液“ジェニフィック アドバンスト N”やプレミアムラインのクリーム“アプソリュ ソフトクリーム”、マスカラ“イプノ ドールアイ ウォータープルーフ N”など。


 4月1日から一部のフレグランスの価格を改定する「コスメデコルテ」は、最大で6.7%値上げする。対象は“キモノ”シリーズ。なお、価格改定に伴い公式ECでは、3月31日18時~4月1日10時まで対象商品のみ一時販売を停止する予定。

 4月1日から一部のフレグランスの価格を改定する「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は、原料価格などの高騰を受け、最大で4%値上げする。対象は“クリスタルブルーム オードパルファン”や“ブリリアントジュエル オードパルファン”など。

 4月12日から香水と化粧品の価格を改定する「ディオール(DIOR)」は、昨今の社会情勢などによる原料価格をはじめとした製造・輸送費用の高騰を受け、最大で19%値上げする。なお、4月11日まで同一商品の購入は1回の注文につき上限3個までとなる。対象はフレグランス“ミス ディオール オードゥ パルファン”や“ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー”、リップ“ディオール アディクト リップ マキシマイザー セラム”など。

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