統一協会(世界平和統一家庭連合)の政治組織「国際勝共連合」が、統一地方選挙にあわせて反共謀略ビラを全国で配布しています。
本紙の取材で、勝共連合幹部が、統一協会への社会的批判は日本共産党による“策動”の結果であると信者に
刷り込んで反共キャンペーンに駆り立てていることが分かりました。(統一協会取材班)

統一協会・勝共連合は3月に入って仙台市などで集会を開いています。
関係者によると、講師の渡辺芳雄勝共連合副会長が、安倍晋三元首相の銃撃事件以降
統一協会・勝共連合が批判を受けているのは、「日本共産党の策動だ」と信者らに訴えているといいます。

本紙が確認したある集会では、渡辺氏がこんな話をしていました。

 ―統一協会の韓鶴子総裁は、批判の背景に共産主義者、日本共産党の策動があり
これを阻止するために、私たちの心構えを明確にする必要があると述べた。
韓総裁の一言は非常にありがたかった…。

 韓鶴子総裁は統一協会の開祖文鮮明の妻です。
2012年に文鮮明が亡くなると、韓鶴子は“生まれながらのメシアだ”と言いだして自身を神格化しました。
マインドコントロールされた信者たちにとって文鮮明、韓鶴子夫妻の指示は絶対で強制力を持ちます。

続きはソース先
しんぶん赤旗 2023年3月27日(月)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-03-27/2023032711_01_0.html