ふるさと納税 公募した専門職員に50代男性 四日市市

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20230328/3070010166.html
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三重県四日市市がふるさと納税の寄付額を増やすため公募していた、年収およそ1000万円の待遇で
新たな返礼品の開発などに取り組む専門の職員に、大手広告代理店に勤務する50代の男性が決まりました。

専門の職員に決まったのは大手広告代理店で広告制作に当たる「クリエイティブディクレクター」を務める50代の男性です。
四日市市では、ふるさと納税で寄せられる寄付金を、市民がほかの自治体に寄付することに伴う控除額が上回り、
税収が流出する状態が続いていて、寄付金の増加に向けて新たな返礼品の開発や企画の立案などを担う
専門の職員を年収およそ1000万円の待遇で公募していました。

全国から147人の応募があり、審査や面接を経てこの男性が選ばれ、3月中旬に受諾したということです。
男性は広告代理店で30年以上の勤務経験があるほか自治体に出向したこともあるということで、5月8日付で採用される予定です。
これに合わせて市では4月1日に職員4人からなる「ふるさと納税推進室」を新たに設置し対策を進める予定です。

四日市市の森智広市長は「非常に経験豊かでさまざまなネットワークを持っているということでとても期待しています。
経験・知見を集大成として頑張ってほしい」と話しています。

03/28 16:16