京都府亀岡市の桂川(保津川)で「保津川下り」の船が転覆し、船頭の1人が死亡、1人が行方不明になった事故で、現場の下流で30日午前に見つかった遺体は、行方不明になっていた船頭の男性(40)=亀岡市=と判明した。京都府警亀岡署が同日、発表した。

 府警によると、午前10時50分ごろ、転覆現場から約400メートル下流の「殿の漁場」と呼ばれる付近を捜索していた府警機動隊の潜水隊が、水深約3メートルの川底で遺体を発見。引き上げて身元を調べていた。

 男性の父親=当時(58)=も2015年8月21日、保津川下りの船頭として操船中、京都市右京区の桂川に転落して死亡していた。

京都新聞
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