早くも夏!最も小さなセミ・イワサキクサゼミが鳴く 石垣島

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230404/5090022534.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

石垣島では国内で最も小さなセミのイワサキクサゼミが鳴いているのが確認され、早くも夏の訪れを告げています。

イワサキクサゼミは、体長2センチほどと国内のセミのなかで最も小さいことで知られ、沖縄本島南部や先島諸島で見ることができます。

石垣島では、3日昼前に気温が25.9度を記録して初夏を思わせる天気になり、
崎枝地区の民家の庭先では数匹のイワサキクサゼミが鳴いているのが確認されました。

このセミは、草の汁をエサとするため、多くは、草むらで見ることができますが、この日は、ハイビスカスの葉の上を
ときおり風を避けるように移動したりしながら、お尻を上に上げ、体を小刻みに震わせて「ジージー」と特徴的な鳴き声を響かせていました。

石垣島では、イワサキクサゼミの鳴き声を早いときには2月に鳴くのを聞くこともあるということです。

民家に住む男性は「毎年入学式などがあるこの時期になると、そわそわしてセミの姿を探します」と話していました。

04/04 07:46