宮崎市役所でバングラデシュ人のIT技術者の歓迎式

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20230407/5060015132.html
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人材不足が深刻なIT業界。
打開策の一つとして、宮崎市や宮崎大学などが取り組むプロジェクトで
県内企業への就職が内定したバングラデシュ人のIT技術者の歓迎式が6日、宮崎市役所で行われました。

歓迎式にはバングラデシュの22歳から26歳の技術者8人が出席しました。
「宮崎‐バングラデシュ・スタイル」と銘打たれたこのプロジェクトは、IT業界の人材不足の解消に向けて
宮崎市と宮崎大学、民間企業が連携して6年前から取り組んでいます。

式では、清山市長が「皆さんは選び抜かれた大変優秀な方々と聞いています。
早く宮崎に慣れて充実した生活を送り職場での活躍を心から願っています」と激励しました。

8人は現地でおよそ5か月間、日本語の教育を受けたあと、来日したということです。
今後は宮崎大学の宿舎で生活しながら、大学の授業や企業でのインターンシップなどを通じて
仕事や日本の文化を学び、宮崎市をはじめとした県内のIT企業に就職します。

来日したアラム・ナウィウルさんは、「企業で先端の技術やビジネスマナーなどを学び、
日本の会社で日本と宮崎のためにがんばりたい」と話していました。

市によりますと、このプロジェクトを通じて、昨年度までに62人のバングラデシュの技術者が県内の企業に就職しているということです。

04/07 06:33