※4/10(月) 20:06配信
メ~テレ(名古屋テレビ)

 2021年の4月、名古屋市内で店長の過失により発生した火事で客9人が重軽傷を負いました。大やけどをした客らに対し、店側からの補償はないまま10日、元店長の男の刑事裁判で、判決が言い渡されました。


 「覚えていない。気づいたら、火事だとなって、手で口を押さえて窓際に行ったところは覚えているが、気づいたら下に飛び降りて動けない状態だった」
 「黒煙を吸った段階で『死ぬのかな』、『これで命がなくなるのかな』という恐怖はあった」(火事の負傷者)

 身体に刻まれた、やけどの痕。忌まわしい火事の記憶は、今も消えていません。

 2021年4月、名古屋市千種区の居酒屋から出火し木造2階建ての建物が全焼しました。

 近くに設置された防犯カメラには、2階の窓から飛び降りて、避難する人々の姿がありました。

 多くのけが人を出した火事は、「事件」として立件されました。

 名古屋地検は、当時の居酒屋の店長(33)が1階の厨房で焼きそばを調理後も、火がついたガスコンロの上に油などがこびりついているフライパンを加熱したまま放置し、その場を離れたため、火事が起き9人の客にけがをさせたとして業務上失火などの罪で起訴しました。

「火の元をきちっとしないで、火災を発生させたと聞いたときは許せなかった」

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7e85eab4756cbc87a72155b774cc1e9a524636