4/12(水) 11:58配信 千葉日報オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/17aab026128a623b6ba4f53322a729739120525c

 旧型ハイブリッド車(HV)から排ガス浄化装置「触媒コンバーター」を盗んだとして、千葉県警は11日、窃盗の疑いでいずれもアフガニスタン国籍の住所不定、自称自動車解体業の男(24)と、四街道市の自称アルバイトの男(19)を逮捕したと発表した。同装置には多くの希少金属が含まれており、2人は盗んだ装置を売り利益を得ていたとみられる。

 2人の逮捕容疑は共謀し、2月8日午後3時~9日午前10時ごろ、松戸市のマンション駐車場で、無職男性(84)のHV「プリウス」から触媒コンバーター1個(24万円相当)を取り外して盗んだ疑い。

 県警捜査3課によると、県内では昨年2月から今月までに、旧型HVなどから同装置が盗まれる事件が約200件発生。京葉・東葛地域、千葉市などで確認されており、150件以上で旧型プリウスが被害に遭っていた。男性のプリウスも旧型だった。

 県警は2人が他の事件に関与していないか捜査する。男性が車を運転しようとしてエンジンをかけた際、異音がして被害に気付いた。防犯カメラの映像などから2人が浮上。県警は認否を明らかにしていない。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)