■日本人と怒りの関係■

日本人は「この時点までは許す」というボーダーを決めてるだけです。
許すか許さないかの二元論なので、ある許容量を超えたら、即斬られると思ってください。

日本人に怒りをベースに交渉すると大失敗します。
なぜなら日本人は怒る=殺し合い、という意識のある人が多いので。
一度怒らせたらそこで交渉は終わります。
怒らないうちに交渉相手が見極めないと、突然倒されます。切り捨て御免(笑)

これは太平洋戦争でイギリスのプリンスオブウェールズを沈められたチャーチルがボヤいた話と同じです。
「そんなに力があるなら、もっと前にちゃんと交渉してほしかった」

日本人は「相手の要望をできる限り通します」が、同時に「通せない無理を要求してくる相手は敵とみなします」。

「こちらは常にあなたのためを考えているのに、あなたは私のことを考えようとしない。
それは敵である」という論理です。
味方ならちゃんと言わなくても考えてくれるはずで、言わないところに付け込み続けるヤツは
悪人だから倒して良いという論理です。味方には限りなく優しい代わりに、敵には限りなく厳しい。

それが日本人の根底にあります。そういう人は性善説を信じてるので「善ではないもの」は潰しにいきます。

最近の増税や上級の友達で利権をむさぼりあってる姿に怒りを感じてる方々が居るのだと思います