神戸市の久元喜造市長は27日の定例会見で、自身のインスタグラムのアカウントを閉鎖したことを明らかにした。
久元市長は昨春にツイッター、昨夏にフェイスブック(FB)での発信を終えており、SNS(交流サイト)の活用を取りやめた。

久元市長は閉鎖の理由について「実名でアカウントを持っている立場からすると、相当対応に苦慮する」と説明した。

市政情報や考えを発信するツールとして長くSNSを活用していたが
昨年4月にツイッターをやめた際にも「事実無根の書き込みに悩んできた」と心情を吐露していた。

 また「今回の統一地方選でもSNSが重視されたのは事実」と有用性に理解を示しつつ
「時代遅れかもしれないが、私はバーチャルでなくリアルな世界に価値を見いだしたい」と考えを述べた。(井沢泰斗)

神戸新聞 04/27 18:28
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202304/0016290232.shtml