ロシアによるウクライナ侵攻で、英国防省は4月30日、ロシア軍が規律違反の兵士らを「ジンダン」と呼ばれる土牢(つちろう)に収容して処罰しているとみられるとの分析を公表した。戦闘が長期化する中、部隊の規律を改善するために厳しい対策を取っていると見ている。

分析によると、ジンダンは地面に掘った穴に鉄格子をかぶせた即席の独房で、酒に酔ったり、除隊を試みたりする比較的軽い規律違反に適用されている。ロシア軍は2022年秋以降、兵士への懲罰を徐々に厳しくしており、特に軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長が侵攻の統括司令官になった今年1月以降は顕著だという。

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