【ワシントン=高見浩輔】米連邦準備理事会(FRB)は3日開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを決めた。相次ぐ米銀破綻で金融システム不安が高まっているが、インフレ抑制を優先する姿勢を改めて明確にした。

同時に公表した声明文には「追加策がどの程度必要か決定する際には、これまでの金融引き締めの累積的な効果や経済や物価に時間差で与える影響を考慮する」と記した。「追加の政策措置が適切...(以下有料版で、残り1189文字)

日本経済新聞 2023年5月4日 3:02 (2023年5月4日 5:39更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN032Z40T00C23A5000000/