※5/8(月) 6:30配信
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 美術館に入ろうとする猫と、防ごうとする警備員さんのやりとりで話題になる尾道市立美術館(広島県)。春の特別展最終日の7日、警備員さんにしばらく会えなくなると察したのか、雨の中、黒猫ケンちゃんが美術館までやってきました。

ケンちゃんと馬屋原さん
 近くのレストランで飼われているケンちゃんが、最初に注目を集めたのは2017年3月。

 開催中だった「猫まみれ展」の会場に入ろうとして、警備員・馬屋原定雄さんに阻止される様子がツイッターで紹介されたのがきっかけでした。

 その後も「猫と警備員の攻防」としてたびたび話題になっていますが、侵入を試みるのは警備員が馬屋原さんの時がほとんど。

 馬屋原さんが来るのは特別展の時だけなので、そのたびに美術館職員は攻防戦を期待してカメラを構えています。

春の特別展最終日に
 美術館では3月11日から5月7日まで、春の特別展「町立湯河原美術館コレクション 平松礼二展」を開催していました。

 会期が始まってまもなくケンちゃんが事務所裏口にやって来て、冬の特別展以来約4カ月ぶりに再会。

 4月21日にはケンちゃんが侵入を試みて、約9カ月ぶりとなる「攻防戦」も披露していました。

 そんな春の特別展最終日の5月7日。

 この日はあいにくの雨でしたが、昼休みにケンちゃんが美術館の玄関までやってきました。

 「めずらしいのぉ」と声をかける馬屋原さん。

 侵入するそぶりを見せたケンちゃんでしたが、なでられるとマットの上におとなしく座りました。

 次は夏の特別展まで出勤予定がない馬屋原さんが「当分、会えんでぇ」と声をかけて、5分ほど交流したそうです。

雨が降っていたのに
 その様子を撮影していた美術館職員はこう振り返ります。

 「朝方、馬屋原さんと『今日は一日雨なのでケンちゃんは来ないでしょうね』と話していたばかりだったので、びっくりしました」

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c235dcdc861c25a396bab25e31f39af99392de6