トヨタ、今期営業益10%増で過去最高3兆円、レクサスは1010万台生産見通し

トヨタ自動車は10日、今期(2024年3月期)の営業利益が前期比10%増の3兆円となる見通しを発表した。
長く停滞していた生産が回復傾向にある中、販売台数の増加などが寄与するとみている。

トヨタの今期営業利益見通しは、ブルームバーグが事前に集計したアナリストの予想平均値は3兆47億円とほぼ同じ水準となる。

発表によると、前期業績を支えた為替変動による影響は一転して8750億円の減益要因となる一方、
販売台数の増加や車種構成の変動など営業面の努力で1兆2850億円の増益要因となり、営業利益は同社として初の3兆円の大台に乗るとみている。

今期のグループ世界販売台数は1138万台、トヨタ・レクサスブランドの世界生産は1010万台の見通しとした。

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