ソニーは、最新フラグシップスマートフォン「Xperia 1 V」およびミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 V」を発表した。

日本を含むグローバルで発売予定。同時に、Xperia 1 V SIMフリーモデルの国内発売も発表。
こちらは7月末以降に発売予定となっている。

Xperia 1 V Xperia 1 Vは、Xperiaのフラグシップモデル「Xperia 1」シリーズの最新モデル。
従来モデルの特徴を受け継ぎつつ、最新SoC採用による性能強化やカメラの進化などを実現している。

日本を含むグローバルでの発売を予定しているが、今回発表されたのはグローバルモデルで、国内通信事業者モデルの仕様は現時点では未発表(一部通信事業者から6月下旬以降に発売予定)。

なお、国内通信事業者モデルに先行して発表された国内向けSIMフリーモデル「Xperia 1 V XQ-DQ44」は、7月下旬以降に発売予定。

5月23日午前10時よりソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」や国内のソニー直営店「ソニーストア」、
一部の家電量販店、ECサイトにおいて順次予約販売の受付を開始する予定。

実売予想価格は19万5,000円前後の見込み。

デザインは従来モデルからほぼ変更はなく、メタルフレームとガラスを組み合わせたおなじみのデザインを採用するが、背面ガラスにテクスチャを施すことで滑りにくくなっている。
ガラスは、表に米国Corning製強化ガラス「Gorilla Glass Victus 2」、裏に「Gorilla Glass Victus」をそれぞれ採用する。

カメラ機能 Xperia 1シリーズで最も注力されているカメラは、
ポートレート撮影にこだわって機能を進化させてきているが、Xperia 1 Vでは新型イメージセンサーと画像処理技術によって、いつでもどこでも印象的なポートレートが撮影できるように進化しているという。

最大の進化となるのが新型イメージセンサーの採用で、広角レンズのみとなるが、新開発の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for Mobile」を採用している。
Exmor T for Mobileでは、これまで1層にまとめて搭載していたフォトダイオードとトランジスタを2層に分離して積層することで、フォトダイオードを拡大。

また、イメージセンサーのサイズも従来までの1/1.7型から1/1.35型へと大型化。
これにより低照度性能を2倍に強化した。
この新型センサーに、高速重ね合わせなどの画像処理技術を組み合わせることで、低照度環境でも圧倒的な画質の写真が撮影できるという。
この新型センサーは有効画素数が約4,800万画素(フル画素数は約5,200万画素)だが、4ピクセルを1ピクセル相当として利用するピクセルビニング技術を採用しており、記録画素数は1,200万画素となる。
これにより、高い低照度性能と高精度のオートフォーカス性能を両立している。
このほか、AIにより正確なホワイトバランスや露出の調整が行なえたり、一眼カメラ「α」シリーズの技術も活用しつつAIで深度を予測することで、
ToFセンサーが苦手としていた周辺部や遠くの被写体にも高精度で合焦できる高精度なオートフォーカスも実現している。
カメラのレンズ構成や、広角レンズ以外に採用されるイメージセンサーはXperia 1 IVと同じ。レンズ構成は、超広角レンズが16mm(35mm換算)/F2.2、広角レンズが24mm(同)/F1.9、望遠レンズが85~125mm(同)/F2.3~2.8の光学式ズームレンズの3眼構成。イメージセンサーは、超広角レンズが1/2.5型1,200万画素、望遠レンズが1/3.5型1,200万画素となる。なお、AIによる深度予測を採用したことでToFセンサーは省かれている。

2023年5月11日 13:06
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1498695.html
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