名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」の運営会社は11日、子ども料金の対象年齢の上限をこれまでの12歳から18歳に引き上げると発表した。13~18歳は最大2600円安く入場できるようになる。6月27日入場分から適用される。

 レゴランドは混雑を避けるため、料金体系を曜日や時期によって4段階に分けている。現在は当日購入した場合の1DAYパスポートが大人5千~7400円、子ども3700~4800円。

 対象年齢の変更は年間パスポートや併設の「レゴランド・ジャパン・ホテル」、水族館「シーライフ名古屋」にも適用される。広報担当者は「これまではきょうだいで入場料が異なることもあったが、同じ値段で楽しめるようになればと思い変更を決めた」と話す。

 一方、全国の主要なテーマパークでは入場料などの値上げが相次ぐ。帝国データバンクによると、4月現在、全国190のテーマパークのうち、約4割にあたる70施設がここ1年で値上げした。

 理由は「光熱費の上昇」が最も多い。大規模な水族館やジェットコースターなどの遊具がある遊園地などが大きな影響を受けているという。
朝日新聞社

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