19日のG7広島サミットの開幕を前に、岸田総理大臣は、18日現地入りし、アメリカのバイデン大統領との首脳会談に臨みます。日米同盟のさらなる強化を確認するとともに、サミットの成功に向け、最終的な論点のすりあわせを行いたい考えです。

G7広島サミットは、19日から3日間の日程で開催され、▽ウクライナやインド太平洋を含めた地域情勢に加え、▽世界経済や、▽食料・エネルギー問題、▽核軍縮・不拡散などをテーマに首脳間の討議が行われます。

開幕に先立ち、G7メンバー国の首脳は、18日来日し、岸田総理大臣も現地入りする予定です。

そして、岸田総理大臣は、18日午後にアメリカのバイデン大統領との首脳会談に臨むことにしています。

会談では、中国の海洋進出の動きや北朝鮮の核・ミサイル開発など、東アジアの安全保障環境が厳しさを増していることも踏まえ、日米同盟の抑止力と対処力のさらなる強化を確認したい考えです。

また、半導体や重要鉱物のサプライチェーンの強じん化を含めた経済分野での協力などをめぐっても意見が交わされる見通しです。

そして、広島サミットの成功に向けて、ロシアに対する制裁の扱いやウクライナ支援のあり方など、19日からの討議の論点について首脳間で最終的なすりあわせを行いたい考えです。

岸田総理大臣は、ほかのG7メンバー国の首脳とも、サミット開幕に先立って個別に会談を行う方向で調整を進めています。

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NHK NEWS WEB 2023年5月18日 5時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230518/k10014070541000.html