※5/22(月) 16:00配信
FRIDAY

4月中旬、チュニジアで衝撃的な事件が起きた。同国でプロサッカー選手として活躍していたニザル・イサウリ氏(35)が、バナナの購入を巡って焼身自殺したのだ。

原因はバナナの価格にあった。イサウリ氏がバナナを買おうとしたところ、政府の定める価格の2倍にあたる10チュニジア・ディナール(約500円)で販売されており、警察に苦情を申し立てたところ、なんとテロ行為であるとしてイサウリ氏は逮捕されてしまったのだ。

イサウリ氏は事件後、自身のフェイスブックに警察への非難動画をアップ。そこで「もう疲れた。この警察国家に今日、刑を執行してやる」と宣言し、別のSNSで「私が自身に下す判決は“焼身”に決めた」と投稿した。

なぜこんな悲劇が起こってしまったのか――。国際ジャーナリストの山田敏弘氏が解説する。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/ade49df90d7e8eb0016e8c8d40a463cda55b4fbf