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「mRNAワクチンは危険」という主張によく出てくるADEですが、mRNAワクチン接種者においてADEが発生した確たる証拠は今の所ありません。
一方で、ワクチンでは起こらないが、感染によって起こり得る抗体依存性の重症化メカニズムに関する論文が出ましたのでご紹介します。

nature.com
Anti-nucleocapsid antibodies enhance the production of IL-6 induced by SARS-CoV-2 N protein
https://www.nature.com/articles/s41598-022-12252-y
午後11:10 · 2022年5月23日

COVID-19の重症化(肺炎)を引き起こすサイトカインストームではIL-6というサイトカインの過剰生産が中心的な役割を果たすことが知られています。
この論文ではSARS-CoV-2のNタンパク質に対する抗体(抗N抗体)がNタンパク質によるIL-6の生産を大幅に増強することを示しています。

これまで日本で承認されているワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ノババックス)ではSタンパク質のみが抗原として使われています。
一方、ウイルスに感染した場合にはSタンパク質だけでなくNタンパク質に対する抗体も作られることが知られています。
https://twitter.com/TM_Quencher/status/1528740064733577216?
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)