子供を持っても、持たなくても悲劇。
理由は簡単 これからの日本と世界は地獄だから。

すでに列島は地震と火山の活動期に入り、
南海トラフ巨大地震が起これば、その後1100兆円の経済損失
首都直下地震ならば、その後700兆円以上の経済損失
富士山が噴火すれば流通網交通網はマヒし電気水道等ライフラインは機能不全に。

もちろん、経済はどん底になり円紙幣なんて紙くず化し最貧国になる。
今でさえ、経済力低下と輪転機政策で円は購買力を失ってきてるわけで、
将来は輸入品に頼れなくなるし、この国は元より食料・自給率が乏しい。
おまけに、西側の子分として中国ロシアとの戦いにも備えないといけない。

世界をみれば気候変動の速度は鈍るどころか増しており
グリーンランドの氷床が全壊すれば、地球の海面は7メートル上昇し
南極の氷床が全壊すれば60メートル上昇する。そこまで至らずとも
気候危機リスクは食糧難、砂漠化、難民問題等を引き起こし、
世界の至る所で紛争・戦争の火種が出てくる。
食料資源自給率が乏しく、多くを輸入に依存する日本で生きていくのは厳しくなる。

将来には、こうした悲惨な状況があるにもかかわらず
子供を持つというのは、所詮は人間の個人的エゴと我欲なだけであって、とくに今日においては
子供が生れば生まれるだけ、将来の悲劇の数が増えるというジレンマを冷厳と直視すべきだろう。