【シンガポール時事】英紙フィナンシャル・タイムズは2日、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が5月に中国を極秘訪問したと報じた。米中の対立が続く中、中国との意思疎通を継続する取り組みの一環とみられる。

 報道によると、バーンズ氏の訪中は5月19~21日の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の前に行われた。中国の情報機関の関係者と面会したという。
 バイデン米大統領はサミット終了後の記者会見で、米中関係について「近いうちに雪解けが見られるだろう」と語っていた。バーンズ氏の訪中結果を踏まえた発言だった可能性がある。

時事通信 2023年06月03日05時23分
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