※6/13(火) 12:34配信
テレビ朝日系(ANN)

全国展開する医療脱毛クリニックが突然、すべて休業した問題で急展開です。クリニックは患者への返金もなく、従業員の給与も未払いのまま破産手続きの準備をしていることが分かりました。被害者は900人以上で、近く集団訴訟を起こす予定です。

■ずさんな経営…被害総額は“1億8000万円”

 元ウルフクリニック 看護師(20代):「2カ月分の給料がいまだに振り込まれてないという状態。75万円くらいですかね。イライラするというか、怒りが一番強いです」

 こう訴えるのは、男性の医療脱毛を手掛けていた「ウルフクリニック」で、看護師をしていた女性です。

 看護師(20代):「一日3食、食べていたのが、(お金がなくて)2食になったり1食になったりしている」

 ウルフクリニックは今年4月、全国5カ所あった店舗が一斉に休業。そして、先月末には突然、破産することを明らかにしました。

 運営会社から委託受けた弁護士:「5月31日までに業務の一切を停止し、破産手続き開始の申し立てを行う予定となりました」

 その裏で、ないがしろにされてきた利用客への返金対応。

 運営会社の緊急会議の録音音声:「(客への)返金のスケジュールとしては、通常のサイクルでは(返金が)厳しい状態です。正直、一気に返すと回らなくなってしまう状況なので」

 今回、番組が入手したクリニックの会議の録音や、返金対応マニュアルから次々と明らかになってくる、ずさんな経営。

 15万円の返金求める男性客(26):「最初から返金しないとなった時から、ずっと無責任だなという印象はとてもあります」

 さらに取材を進めると、驚きの実態が分かってきました。

 集団訴訟を担当 アディーレ法律事務所 重光勇次弁護士(40):「(Q.被害規模はどれくらい?)ご相談頂いているのは900人以上いらっしゃって。(被害総額は)1億8000万円とか、そういう金額にはなってくるのかなと思います」

■15万円の返金求めるも…連絡とれなくなる

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