※6/16(金) 7:13配信
FNNプライムオンライン

住民が次々に車で詰めかけている場所があると聞き、取材班が向かったのは京都府南丹市の京都中部クリーンセンター。

近隣住民が、ゴミ処理施設に家庭で出たゴミを持ち込んでいた。

南丹市と京丹波町の組合が運営するこのゴミ処理施設にゴミ出しを待つ人の車の列ができていた。

なぜゴミを直接持ち込むのだろうか?

住民がその答えを明かしてくれた。

ゴミを持ち込んだ住民A:
ゴミ袋が結構高いので、施設にほかし(捨て)に来てる

ゴミを持ち込んだ住民B:
可燃ゴミの袋がちょっと高かったりするので、買うのがね(もったいない)

指定された有料のゴミ袋が高いというのだ。

一体いくらで売られているのか?地元の店で確認すると…

45Lのゴミ袋は10枚で792円。1枚当たり79円は確かに少し高く感じる。

物価高の波が押し寄せる中、住民たちが編み出したのが直接持ち込みの節約術だ。

ゴミ処理施設に直接持ち込む場合、半透明であればレジ袋や市販の袋でもOK。重さが50kg以下なら無料で引き取ってもらえるのだ。

ゴミ袋を売る店の人:
前ほど売れなくなった。やっぱり高いから…

指定のゴミ袋を買わなくて済む“裏技”に、住民は助かっていると話す。

ゴミを持ち込んだ住民C:
この施設を利用してからは、有料ゴミ袋を買ったことがなかったので、とても助かっています

この施設への可燃ゴミの持ち込みは2019年度に335トンだったものが、2022年度には576トンと約1.7倍に急増している。

本来は引っ越しの際など一時的な利用を想定
しかし施設側は家庭ゴミの持ち込みに困惑している。

京都中部クリーンセンター職員:
少量のゴミであっても同じだけの時間は当然かかりますし、当然コストもかかりますし、職員を増やさなければ対応ができなくなってきます

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/43a7393d0626185d1b0f1a9201eaf07dca9fbc57