新型コロナウイルス患者の診療に取り組み、メディアで医療現場の声を発信した宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が16日、ツイッターを更新。この日、感染法上の5類移行後初めて行われた厚労省専門家組織の会合で、移行後も感染者数が増加し、夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性があると見解が示されたことに「4年目になって同じことを繰り返す姿に脱帽! 脱力!」と私見を述べた。

 倉持院長がツイッターで添付した報道によると、会合では5月8日の5類移行により全数把握から変更された定点把握に基づく感染者数は前週比1.12倍で、36都道府県で増加していることが報告された。

 倉持院長は「きちんと検査できるようになったのに検査体制を放棄し、より推測で物を言わなければいけない状況に自らを追い込んだ」と指摘。最後に「うーん、まんだむ」と懐かしいCMフレーズで苦悩を表した。

 フォロワーからは「うーん。マンダム。わかる人少なそう」「コロナはインフル並みと述べたら本当のインフルも流行」「ワクチンあんなに接種したのになぜ何波もやってくるんですかね?」「あなたも4年目になってもまだ同じこと言ってるんですね」など、さまざまな声が寄せられた。

中日スポーツ 倉持院長「うーん、まんだむ」コロナ5類移行後初専門家会合で「夏に拡大の恐れ」との報道に苦悩
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5c975985beec442fe6c670d53a5f77820c84beb