CBC 2023年7月15日(土) 08:30
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/594862

買い物をすると、レジでもらうのが当たり前となっているレシート。
不要だという人にも発行されるケースがほとんどです。

受け取らなかったり、捨てられたりすることも多い中、資源の無駄遣いを減らそうと「紙を使わないレシート」も登場しています。
大量に捨てられている「レシート問題」を取材しました。


買い物をするたびに出てくるお馴染みのレシート。受け取ってもその場で捨てたり、客が受け取らず店側で捨てたりすることもめずらしくありません。

レシートについて、街の声を聴いてみました。

(20代)
「紙だと結局捨てちゃうから、どうせならお店で捨てちゃおうと思って」

(高校生)
「駅の切符売り場みたいに、『領収書いる・いらない』のボタンがあって、いらないって押したら出てこないみたいな制度があるといいなと思います」


一方で、必要だという人もいます。

(70代)
「家計簿に使っております」

(高校生)
「お会計ノートを作っているので、それでもらっています」

いつ何を買ったのか記録のために必要な人がいる一方、捨てられている場面も目立ちます。


(中略)

レシート用の紙ロールを作っている工場では、巨大な紙のロールを細く切り分け、巻き直してレシートロールにしています。その消費量は、2022年の1年間で約2.4億ロール。
どのくらいの長さかというと…。

(東芝テック スマートレシート推進室・吉村真さん)
「年間国内で消費されるレシートロールを全部つなぎ合わせると、全長1500万キロくらいになる。地球を何周できるかに換算すると、378周分に相当する」

しかも、この紙はFAXなどにも使われる熱を加えて印字する感熱紙。基本リサイクルできず、バージンパルプからしか作られていません。
捨てられる分は紙資源の大きな無駄遣いになっています。

こうした中、登場したサービスがあります。

コンビニのミニストップが導入した「スマートレシート」は、買い物の内容を記録できるスマホアプリ。
レジでアプリのバーコードを提示すれば、紙のレシートは発行されず、スマホの中に「電子レシート」の形で保存されます。

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