【速報】市川親族殺人 被告の32歳男に無期懲役判決 千葉地裁 | 千葉日報
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2023年7月24日 15:41

市川市で2021年、伯母やその元夫を殺害したとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた一倉大悟被告(32)の裁判員裁判判決公判が24日、千葉地裁であり、水上周裁判長は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 検察側は論告で「事故死を偽造し計画的で悪質。再犯の恐れもある」と非難。弁護側は犯行の計画性が乏しいことを強調し「有期刑が相当」と主張していた。

 起訴状によると、21年4月、伯母の姫野旬子さん=当時(64)=に対し、腎不全を起こす毒性がある不凍液を混ぜたウイスキーを飲ませ、さらに母の姫野富士子被告(63)=一審有罪、控訴中=と共謀し不凍液を外国製の薬だと偽って飲ませるなどし、伯母宅の階段から投げ落として殺害したとされる。

 同月25日、伯母の元夫で会社役員の渡辺和彦さん=当時(65)=宅に火を付け渡辺さんを焼死させた罪にも問われていた。