群馬県太田市の国道354号の歩道で、街路樹に除草剤がまかれ、落葉高木のトウカエデ17本が枯死する被害が起きていたことが24日、道路管理者の県への取材で分かった。

 県太田土木事務所によると、昨年8月に市民から情報提供があった。一度に大量に枯れていたため土壌を分析すると、除草剤が検出された。太田署に相談し、看板を立てて通行人に情報提供を呼びかけた。倒木などの恐れがあるため全て撤去した。今後、新たな木を植え直す予定。管内で他に同様の被害は確認されていないという。

 現場は、中古車販売店「ビッグモーター太田店」の前の直線区間。

上毛新聞
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/318939