2024年秋に今の健康保険証を廃止し、「マイナ保険証」に一本化する方針について、政府内からも、廃止の時期を含めて見直しを行うべきだとの声があがっている。

国会記者会館から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えする。

与野党から廃止の延期を求める声が相次ぐ中、支持率の下落などを受けて、官邸内からも「廃止を急ぐ必要はなかった」、「延期すべきだという世論の声は大きい」との慎重論が出ている。

河野デジタル相「国民の皆さまの不安を払拭(ふっしょく)するための措置を行っていくことで変わりはない。(延期は考えていないという認識か?)はい」

河野デジタル相は28日午前、延期の考えはないとあらためて強調した。

延期には法律の改正が必要なうえ、政府内では「方針を変えれば失策を認めることになる」との見方も上がっている。

ただ、ある政府関係者は「折衷案ができている」と話していて、政府内で打開策を検討しているもよう。

「現場の意見を聞き対応を考えたい」と語った岸田首相は28日午後、介護施設を視察する予定で、関係者によると、国民への説明のため、来週、記者会見を開くことも予定している。

7/28(金) 12:06 FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c3b5e31fdcf3ca5e212f2ac43a682eb4d79b24b

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