2日午後、新潟県上越市の海水浴場で、男性2人がオコゼに刺され体調不良となる事案がありました。

2日午後0時半前、上越市なおえつ海水浴場で「男性がオコゼに刺された」と消防に通報がありました。

オコゼに刺されたのは、長野県上田市の17歳の男子高校生と18歳の男子高校生の2人です。

上越海上保安署によりますと、2人は17歳男子高校生の両親とほか3人の高校生と7人で午前10時半ごろから海水浴場で海水浴をしていました。正午前に高校生のみで海水浴をしていたところ、男子高校生2人が何かに刺されたと言い、海中を見るとオコゼがいたということです。

そして、午後0時20分ごろ、17歳の男子高校生が吐き気を訴えたため、救護員が消防に通報しました。

17歳の男子高校生は右手のひらを刺され、吐き気や顔色不良の症状が。18歳の男子高校生は左足の親指を刺されましたが、症状は出ていません。

2人は上越市内の病院に運ばれ、治療を受け退院し、現在は経過観察しているということです。

上越海上保安署は海には人間の生命に影響を与える危険な海洋生物も生息しているため、海洋生物に刺され、異常を感じたらすぐに医療機関への受診や周囲の人に注意を呼びかけるなど事故防止に努めるよう呼びかけています。

NST 2023年08月02日 15時56分
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