朝日新聞 2023/8/3 15:30
https://www.asahi.com/articles/ASR8352WMR83POMB008.html

3日午前6時ごろ、国の重要文化財に指定されている奈良市雑司町の「東大寺二月堂参籠所」で、参籠所の一部である「食堂(じきどう)」の扉に動物のような模様の傷がつけられているのが見つかった。
奈良県警は文化財保護法違反容疑を視野に捜査を進める。

奈良署によると、傷は食堂の西側にある木製の扉につけられていた。
地面から高さ140センチほどに、縦43センチ、横30センチほどの動物の顔や胴体のようなものが描かれていた。指の腹で押しつけられたような傷で、その部分には変色が見られるという。

通行人が傷を発見し、東大寺の職員に報告。
東大寺から県警に午前9時20分ごろに「食堂の扉に落書きされています」と通報があった。

https://tadaup.jp/0316375892.jpg