【ワシントン共同】米有力旅行雑誌「トラベル+レジャー」(T+L)が読者アンケートで決めた世界の好きな都市の2023年ランキング(上位25都市)に京都(3位)、東京(7位)、大阪(25位)の三つが入った。国別では5都市が選ばれたメキシコに次ぎ、日本は2番目。

 T+Lは、旅行経験が豊富で現地での体験や交流を重視する読者が多いとされる。高評価は新型コロナウイルス禍から急回復する訪日旅行をさらに後押ししそうだ。

 京都の魅力は「狭く誘惑的な路地に素晴らしい店舗がひっそりとたたずむ」と指摘。「欧米文化と大きく異なる、非常に歴史的な名所や文化財がある」との声が寄せられた。

 東京は「活気に満ちた首都」とし、親日家の米人気歌手シンディ・ローパーさんを例に挙げ「旅行者を何度もひきつける」と評価した。

 大阪については、交通の利便性に加え「人々が素晴らしく歓迎してくれる」と大阪人のフレンドリーな人柄を強調した。

 首位はメキシコのオアハカ、2位はインドのウダイプールだった。歴史的な街並みや景観が好まれる傾向。

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