【前略】
我が国は、世界で唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」を実現するため、非核三原則を堅持しつつ たゆまぬ努力を続けてまいります。これは我が国の使命であり、それは、これからも変わりません。

核軍縮をめぐる国際社会の分断が深まり、ロシアによる核の威嚇が行われる中で、「核兵器のない世界」の
実現に向けた道のりは一層厳しいものになっています。
しかし、こうした状況だからこそ、我が国は、G7議長国、国連安保理非常任理事国として、その実現に向け、核兵器不拡散条約(NPT)を国際社会が結束して
維持・強化するよう訴えつつ、国際社会の取組を主導してまいります。
 あわせて、G7広島サミットの確かな成果を土台として、国際賢人会議の議論の成果も活用しながら
「核兵器のない世界」の実現に向け、核軍縮の進展に向けた機運をより一層高めてまいります。

被爆者の方々には、保健、医療、福祉にわたる支援の必要性をしっかりと受け止め
高齢化が進む被爆者の方々に寄り添いながら、今後とも、総合的な援護施策を推進してまいります。
特に、原爆症の認定について、できる限り迅速な審査を行うよう努めてまいります。


続きと前略部はソース先にて
首相官邸 「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における岸田総理ビデオメッセージ」
令和5年8月9日
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/discourse/20230809message.html