2022年度ピザマーケット 推定末端売上高3278億円 前年比3.6%増

ピザ協議会調べによると、2022年度のピザマーケットは、推定末端売上高で3278億円、前年比3.6%増となり、過去最高を更新した。昨年の記録を上回ったもので、2年連続で3000億円を突破した。コロナ禍からの規制緩和で外食業態が回復し、宅配はサッカーW杯など大型イベントの盛り上がりも追い風になった。

 内訳をみると、メーカー出荷額ベースの実績は2.5%増と推計され、8年連続プラス。市販用、業務用とも増勢した。これに正会員以外の調査数値を加算すると、メーカー製品由来の推定実績は1556億円、前年比2.7%増となる。

 また、ピザ宅配店および専門店・通販業者・イタリアンレストランおよびファミリーレストランを合わせた推定実績は1722億円、4.5%増と順調に拡大(メーカー実績との重複分除く)。専門店やレストランなどの需要が戻り、サッカーW杯やWBCなどの観戦需要も押し上げた。

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