富士山で8合目から下山した登山者が誤って2合目まで登山道を下り続け、疲労で動けなくなり本人からの119番通報で警察と消防に救助されました。

救助されたのは宮崎県都城市の69歳の男性です。

警察によりますと男性はガイド1人を含む30人の登山ツアーに1人で参加していました。

11日朝に宿泊先の8合目でご来光を見た後、山頂組と下山組に分かれ午前5時に降り始めたということですが、下山組にガイドはいなかったということです。

男性は5合目駐車場に向かうところを道に迷い、そのまま麓に通じる登山道を下ってしまい、2合目付近で疲労のため動けなくなり午前9時10分過ぎにみずから119番通報をしました。

消防と警察に救助された男性は病院に運ばれました。男性は下山途中で足がつり何度か転倒したため右足に擦り傷を負っていますが、大きなけがはしていないということです。

TBS 2023年8月11日(金) 19:11
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誤って2合目まで登山道を