厳しい暑さが続く中、昔ながらの「打ち水」を活用して節電や省エネルギーを呼びかける催しが仙台市中心部の商店街で13日、開かれました。

この催しは、昔ながらの「打ち水」で、電気を使わずに涼しさを感じられることを知ってもらい、節電や省エネルギーを呼びかけようと仙台市が開きました。
会場となった仙台市青葉区の商店街には、近くを通りかかった親子連れや伊達政宗などにふんして仙台や宮城をPRする「伊達武将隊」などおよそ50人が集まりました。
はじめに、「伊達武将隊」が屋内に吹き込む風の通り道となる住宅の庭やマンションのベランダに朝や夕方に打ち水をすると、室内の温度が上がりにくくなる効果があり、エアコンの使用を減らすことができると説明しました。
このあと集まった人たちは、武将隊とともに商店街を歩きながら、打ち水をしていました。

参加した小学2年生の女の子は「みんなで打ち水をして楽しかった。水をまいたら涼しくなりました」と話していました。

また、仙台市の50代の女性は「ことしの夏も暑いですが、打ち水を活用して省エネルギーを心がけたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/k/sendai/20230813/6000024510.html