時報サイレン「災害か」「うるさい」、移住者から苦情 農作業の目安の時刻伝え70年、山形村が存廃検討 |信濃毎日新聞
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023081700824

2023/08/18 06:04

 東筑摩郡山形村は17日、70年以上にわたって農業従事者ら村民に時刻を知らせてきたサイレンについて廃止するかどうか検討していると明らかにした。村が同日の村議会全員協議会で、サイレンを巡り移住者らから複数の問い合わせや苦情があったとし「継続か取りやめるか、協議していきたい」と説明。今後、農業委員会や区長会の意向を聞いた上で最終判断する。

 サイレンは午前11時半と午後5時の1日2回、村役場庁舎の屋根に設置されているスピーカーから30秒ほど、「ウー」という低い独特な音が村内に鳴り響く。

 村などによると、農業従事者が多い同村で、昼食や作業終了の目安を伝える目的からサイレンの運用が始まった。遅くとも旧村役場庁舎が建てられた1953(昭和28)年から運用していた。かつては午前6時にも鳴っていたが、住民の苦情などがあり約20年前に廃止したという。

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