千葉県警の元警部の男が、女性を刃物で脅したうえ、性的暴行を加えた罪などに問われている裁判で、検察側は懲役17年を求刑しました。

千葉県警の元警部、岡田誠被告は、現職の警察官だった2014年から去年までの間、3人の女性の自宅に侵入して刃物で脅したうえで性的暴行を加えた罪や、別の3人の女性を盗撮した罪などに問われています。

31日の裁判で検察側は、3人に性的暴行を加えた罪について、「自身の性的欲求を満たすために被害者の尊厳を踏みにじった」としたうえで、「警察官として得た知識を悪用して、証拠隠滅を図った」などと指摘し、懲役17年を求刑しました。一方、弁護側は、懲役10年の判決を求めました。

判決は、来月27日に言い渡されます。https://news.yahoo.co.jp/articles/dc14c71ecd9f510b3de2a0a2fff7b80781f5b9a9