国は、2026年度をめどにワクチンの有効性と安全性を評価するためのデータベースを構築する。
予防接種事務のデジタル化を進め、副反応疑いの報告や自治体がもつ接種の実施状況などを一元的に管理していく。

専門家部会が1日あり、データベースの方向性について議論。
構築後はデータベースの情報を活用しワクチンのリスクを検証していく方針を確認した。

 ワクチンの安全性を評価する仕組みとして現在は、医療機関から副反応の疑いがある事例を国に報告する「副反応疑い報告制度」がある。
承認時に想定されていなかったまれな副反応の発生のリスクを調べている。

ただ、リスクの検証に必要なワクチンの接種歴や、有害事象(接種後に起きるあらゆる好ましくないできごと)に関する情報は
市町村や保険者などが別々に持っており、連結して分析することが難しかった。

続きは朝日新聞 (一部有料記事あり)2023/9/2 7:00
https://www.asahi.com/articles/ASR916KBBR91UTFL00M.html