消防団員 最少に “女性や若年層にも入団促す” 総務省消防庁 | NHK | 総務省
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2023年9月2日 12時45分

今年度の全国の消防団員は76万人余りと、これまでで最も少なくなりました。総務省消防庁は女性や若い世代にも入団を促すマニュアルを作成するなど、消防団員を確保する取り組みを強化していく方針です。

総務省消防庁によりますと、地域で火災が発生した際の消火活動などに当たる消防団員は、記録が残る昭和29年度は200万人を超えていましたが、高齢化などを背景に減少が続いています。

今年度は昨年度よりおよそ2万人減って76万2670人と、これまでで最も少なくなりました。

こうした状況を受けて総務省消防庁は、地域の防災力を高めるためにも消防団員の確保や消防団の機能強化が必要だとして、来年度予算案の概算要求に8億6000万円を盛り込みました。

具体的には、女性や若い世代にも消防団に入ってもらおうと、火災予防の広報や大規模災害の時だけ活動する、「機能別団員」という参加のしかたがあることを周知するため、国がマニュアルを作成するとしています。

また、被災状況の確認に必要なドローンの導入を進め、研修を実施するほか、消防車両を運転できるよう、団員が免許を取得する費用を補助するなど、消防団の機能を強化する取り組みも進めていくことにしています。


※関連リンク
調査
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予算
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