虚偽の死亡届提出した疑い 病死の兄になりすました男逮捕
2012年1月25日 21:19
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG25038_V20C12A1CC1000/

病死した兄になりすますため、自分が死亡したと虚偽の死亡届を提出したとして、警視庁西新井署は25日、東京都足立区鹿浜5、無職、大泉司容疑者(58)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。

同署によると、大泉容疑者はタクシー運転手だった2005年に交通違反で免許取り消しになり、兄名義で免許証を取得し勤務を継続。逮捕容疑は兄が08年1月に死亡した際、自分の死亡届を区役所に出した疑い。10年に仕事を辞めて兄名義で生活保護を受けており、「生活が苦しくてやった」と容疑を認めている。昨年6月「良心の呵責(かしゃく)に耐えられない」と区に申し出て発覚した。