https://news.yahoo.co.jp/articles/a2d9ed969ed3599ccedeef8a27a0d0234408afc0
■米戦争研究所が分析
米戦争研究所(ISW)は21日、ウクライナ南部ザポロジエ州でウクライナ軍の装甲車両がロシア軍の最終防衛線を越えて展開したとの分析を発表した。
米政権は近く、ウクライナが供与を求めてきた長射程ミサイル「ATACMS」を供与する方針だと報じられており、反転攻勢の本格化も見込まれる。

ISWによると、ウクライナの装甲車両は、ロシアの3重の防衛線の南側に前進し、ザポロジエ州ベルボベ西方でロシア軍と限定的に交戦したという。
ウクライナ側が第1、第2の防衛線を突破し、車両を運用できる十分な安全を確保していると指摘した。
3重の防衛線を越えた運用は初の事例となる。
米紙ウォールストリート・ジャーナルはウクライナ軍が装甲車両を送り、突破口の拡大を目指すが、ロシア軍の反撃に直面していると報じた。

米メディアによると、バイデン米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に地対地ミサイル「ATACMS」を供与する方針を伝えた。
クラスター(集束)弾を使うタイプを提供する方向だという。

■渡部悦和氏「クリミアの作戦で圧倒的戦果も」
米陸軍のサイトによると、ATACMSは射程約300キロで、前線から離れた指揮統制センターや防空施設、兵站(へいたん)施設など
遠方の目標を攻撃する能力を持つ。
ウクライナ軍は現在、ロシアが併合した南部クリミア半島の主要都市セバストポリの黒海艦隊司令部をミサイル攻撃している。

元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏は
「ウクライナ軍はクリミア半島を孤立させ、内部の戦力を減らす作戦を展開している。ATACMSが供与されれば、
ザポロジエ正面で兵站や補給を困難にし、クリミア大橋の破壊など圧倒的な戦果を収められるだろう」と分析した。


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