昨年7月に遊説中に射殺された安倍晋三元首相の国葬から、27日で1年となる。約12億円の国費が投入されたが、参列者名簿は大半が黒塗りで非公開。内閣府は黒塗りの理由について「同じ属性にありながら推薦されなかった者が明らかになると、信頼関係が損なわれる」などと苦しい説明をしており、ますます実態が不明なブラックボックスとなっている

黒塗りにした理由について内閣府は「選考の際の考え方が類推され、参列者本人に何らかの働きかけが行われるなど、式典業務の適性な遂行に支障を及ぼすおそれがある」「信頼関係が損なわれ、今後、必要な協力を得られなくなる」などと文書で説明している。https://www.chunichi.co.jp/article/776565