10/7(土) 13:24配信
サンケイスポーツ

宝塚歌劇団の木場健之理事長(60)は7日、兵庫県宝塚市内で現役の団員が自宅マンションから転落死したことついて会見に応じ、事実関係や原因を把握するための調査チームを立ち上げることを明らかにした。メンバーは外部の弁護士を中心とする。

9月30日午前7時すぎに現役のタカラジェンヌである25歳女性が自宅マンションから転落死した。第三者が関わった痕跡が見られないことから自殺したとみられる。

木場理事長は「なぜ、今回このようなことが起こったのか、また、一部報道されているような事柄についてもきちんと調査したうえで、改善すべきことはしっかり取り組まなければならないと考えております」と話した。

死亡したタカラジェンヌは宙組所属であることは認めたが「ご遺族の強い意向を尊重する」として、それ以上は明らかにしなかった。調査の対象は死去した団員が所属する宙組の劇団員全員で「必要があれば他の組にも」と話した。結果を早急に公表するとしている。

死去した団員をめぐっては、今年2月にいじめを受けていたとする報道があったが「両当事者からあの記事に書かれていることはないとはっきりと明言いただいておりましたので、そういう認識で間違いなかったと思います」と否定した。

また、8日まで中止を発表していた兵庫・宝塚大劇場での宙組公演は、22日まで中止を延長することを明らかにした。

会見は大阪芸能記者会からの要望に応じる形で開かれた。

ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/f9c039818f115755894675be4d4c36eb55a66ad5