【カイロ時事】パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは7日、イスラエルへの大規模攻撃を行い、同国メディアによると、イスラエル側の少なくとも300人が死亡、約1600人が負傷した。

 一方、イスラエル軍はガザに空爆を加え、パレスチナ保健省は少なくとも232人が死亡、約1700人が負傷したと発表した。

 武装勢力との衝突でイスラエル側にこれほどの人的被害が出るのは、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラと交戦した2006年以来とみられる。イスラエルによる報復攻撃はさらに激しさを増すと見込まれ、パレスチナ情勢の一層の緊迫化は必至だ。

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