ラーメン店「日高屋」などを展開する外食チェーン大手のハイデイ日高(埼玉県さいたま市大宮区)は6日、2023年3~8月期単体の営業損益が24億200万円の黒字となり、前年同期(1億9500万円の赤字)から大幅に回復したと発表した。

 売上高は前年同期比35・2%増の237億9600万円。各月の月間売上高が過去最高となり、累計でも過去最高額を記録した。

 ポイントサービスの拡充や各種キャンペーンを実施するとともにタッチパネル式オーダーシステム、配膳ロボットなどデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進で店舗オペレーションや生産性が向上。3月の料金改定後も客数が伸び、客単価、売上高ともに上昇。食材費や人件費、光熱費などの上昇分は増収分で吸収した。

 24年2月期の単体業績予想は、売上高470億円(前年同期比23・1%増)、営業利益41億5千万円(同574・0%増)、経常利益43億円(同74・0%増)、純利益29億円(同90・9%増)を見込んでおり、従来予想を据え置いた。

埼玉新聞

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