「広告ブロック返し」も開始…スマホでYouTubeの広告をブロックする最適な方法は?

(中略)

◆YouTubeが「広告ブロック返し」を開始
視聴者にとっては煩わしい広告ですが、YouTube側にとっては広告がブロックされると収益が減少してしまいます。そこでYouTubeは広告ブロックを排除するためにさまざまな対策を取り始めています。

具体的には、広告ブロックを利用するユーザーに対して「YouTubeで広告ブロッカーは許可されていません」というメッセージを表示し、広告の表示を許可させるか、YouTubeプレミアムへの加入を促すといったものです。

今後YouTubeでの広告ブロックが不可能になり、YouTubeプレミアムに加入するしかなくなる可能性は高いといえます。

(全文はこちら)
https://news.yahoo.co.jp/articles/23e4818e4e0a510b2078b78eb4057bd2f4ef4452



───────────────



快適に使いたかったらお金払ってね。SNSは有料の時代へ

10月冒頭、Wall Street Journal紙が、Metaが欧州ユーザー向けに月額17ドルの広告なし版InstagramとFacebookを計画していると報じました。

ほんの数年前までは一般的にはありえないと思われていた有料SNS。気がつけば定着してきています。

今や多くのSNSが今や有料プレミアムプランを展開する、または展開する予定があるという状態に。

(中略)

先日、アプリコードの中から月額4.99ドル(約740円)の広告なし有料プランの存在がリークされたTikTok。TikTokもこの報道を認めています。

ブルーのチェックマークでおなじみのXの有料プランは月額8ドル(約1,200円)。YouTubeの広告なし有料プレミアムプランは月額1,180円。Snapchatも有料プラン(日本未展開)を始めており、こちらは月額4ドル(約600円)でカスタム機能やツールを利用できます。

(中略)

無料で使っていたのに、無料でも使えるのにわざわざお金払う人いるの?

いるんです。

イーロン・マスク氏が、Xの8ドル有料プランを発表したとき、多くの人は誰が払うのかと嘲笑していました。ですが、いざフタを開けてみたら64万人が課金。その中には24人の米議員もいました。

Snapchat有料プランのSnapchat+の登録者数は、(報道によれば)500万人。YouTubeのプレミアムプラン登録者数は昨年で8000万人。TikTokの有料プランのテスト状況は明らかになっていませんが、ポストされているコメントをみると課金OKというユーザーは少なくないようです。

(中略)

快適さはお金で買える(買わせる)

(中略)

いいものにはお金を出そう。もっといいものにはもっと出そう。その考え方はソーシャルメディアが作ったものではありません。

例えば飛行機。テック業界(SNS)とは比較にならないほど、「課金アイテム」をシビアに導入しています。ここ20年ほどで、預ける荷物の個数、重さ、座席指定に優先登場、かつては無料だったオプションが有料化されています。

(中略)

消費者NPO団体が発行するコンシューマー・レポートによれば、エコノミーで最も広い座席は、1990年代の最も狭い席よりも数インチ小さくなっているといいます。乗客の財布事情をしっかり把握して、無料枠から快適さを奪うことで、お金を払わせて買わせようとしているのです。

いいものにはお金を出そうではなく、不快感をお金で解決しようの方が的確な言い方かもしれませんね。

(中略)

無料でYouTube動画を見ようとするとき、2つも3つもスキップできない広告が表示される窮屈さを、1,000円ちょっとで解消できるとしたら…。同じく1,000円ちょっと出すことで、Xのアルゴリズム強化ができて、自分のポストをより多く見てもらえるようになるのなら…。

(中略)

無料プランと有料プランの差はより広がり、人々は有料プランを当然の選択肢として今よりもっと自然に受け入れていくでしょう。

(全文はこちら)
https://www.gizmodo.jp/2023/10/paid-sns.html